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早稲田大学
シモセラ・エドガー 准教授
広告クリエイティブの自動生成プロセス
【研究テーマ詳細】
AI Lab Creative Researchチームでは早稲田大学シモセラ氏と「グラフィックデザインの自動レイアウト」を目指して共同研究に取り組んでいます。
広告バナーやポスターといったグラフィックデザインでは、テキスト、写真、イラストなどを配置して見る人にメッセージを伝えます。
グラフィックデザイナーは伝えたい内容を元にそれぞれの要素を適切な大きさで並べますが、本研究ではこうしたグラフィックデザインに関する意思決定プロセスを自動化する機械学習・数理最適化モデルの研究を進めています。
シモセラ氏はこれまでにも「ラフスケッチの線画化」や「白黒画像の色付け」を自動化する深層学習の研究をはじめ、画像編集を支援する機械学習手法に関する多くの研究に取り組んできました。また、シモセラ氏は経済産業省 Innovative Technologies 2016 特別賞など数々の受賞をし、その研究が高く評価されています。
【研究プロジェクト】
「物体配置する場所を予測する」デザイナー支援に関する研究
研究成果の一部は既にコンピュータビジョン系の学会にて発表しており、シモセラ氏の専門とするコンピュータグラフィックスおよび機械学習領域の技術とサイバーエージェントの持つ大量の広告制作データを使った研究成果がこれからも期待されます。
【研究成果】
– “Regularizing Adversarial Training for Single-shot Object Placement” (MIRU2019)
Kotaro Kikuchi, Kota Yamaguchi, Edgar Simo-Serra, Tetsunori Kobayashi,
– “Regularized Adversarial Training for Single-shot Virtual Try-On” (ICCVW2019)
Kotaro Kikuchi, Kota Yamaguchi, Edgar Simo-Serra, Tetsunori Kobayashi